なちゅらる・さーかすの家づくりと長期優良住宅との関係

なちゅらる・さーかすの家づくりと長期優良住宅との関係
 国が定める長期優良住宅の基準は「安心、快適に住むための性能」という部分と「長寿命のための工夫」という部分があり、国はこれらの内容について建築基準法などでは不十分と考えるものを提示してきたということになります。

 しかし、これはあくまで「いい家」「長く使える家」の一部の要件にしか過ぎません。たとえば住宅品確法で定められた性能表示の項目は以下のようになっており、長期優良住宅での基準はこの中の4つだけに限定されていることがわかります(ここで定められた性能の項目は赤字で書いてあります)。

①構造の安定(耐震性)、②火災時の安全性、③劣化の軽減、④維持管理への配慮、⑤温熱環境、⑥空気環境、⑦光・視環境、⑧音環境、⑨高齢者等への配慮、⑩防犯

 これらの性能が高いほど「いい家」になるとは限りませんが、とくに「空気環境」や「光・視環境」などは「いい家」にするために必要な、とても重要な要素です。このあたりが基準から抜け落ちていることには少々疑問を感じます。

 さらにもうひとつ、「いい家」の要件として絶対に忘れてはならないのが「使いやすく、豊かに暮らせること」です。間取りや収納、使う素材やデザインなどが、住まい手の暮らしやセンスに合っていなければ、それは「いい家」とは言えないでしょう。でも、こうしたことは長期優良住宅の基準には盛り込まれていません。確かにこうした内容を基準に入れるのは難しいでしょうが、「使いやすく、豊かに暮らせること」を目指すための工夫や配慮に欠けた家が「いい家」であるとして普及していくのは問題があるでしょう。

 「なちゅらる・さーかす」では、長期優良住宅の基準には触れられていない性能にも十分配慮しながら、「使いやすく、豊かに暮らせること」を目指すための設計を決して忘れません。